マイホーム

一条工務店の建売分譲住宅「i-palette」の坪単価は高い?3LDKを選んだ私たち夫婦の場合について

家を購入する際には「坪単価」を目安にする方が多いと思います。

しかし、各メーカーごとで算出方法の基準が異なったり、オプションのこだわり具合によっても大きく左右されるので一概にどれが良いかは決めにくいものです。

そこで今回は数あるメーカーの中から一条工務店の建売分譲住宅「i-palette」をマイホームに選んだ私たち夫婦の場合について紹介していきたいと思います。

以下の内容は私たちが住んでいる愛知県の「i-palette(3LDK)」のデータになります。

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そもそも坪単価って?

家探しを始めたばかりの方の場合、坪単価が何か分かっていない場合もあるので前置きとして坪単価の意味について紹介していきます。

坪単価は建物の床面積1坪(約3.3㎡)当たりの建築費用を計算したものです。

数式で表現すると

坪単価=家の建築費用÷延床面積

または

坪単価=家の建築費用÷施工面積

となります。

坪単価の計算にはメーカーによって「延床面積」を使う場合と「施工面積」を使う場合があります。(一条工務店は「施工面積」で計算)

「施工面積」はベランダや屋根裏収納、車庫など建築基準法で延床面積には含まれない部分も含んだものを指しているので当然延床面積よりも広くなります。よって、坪単価は延床面積より安くなります。

我が家の「i-palette」の建築費用と施工面積について

ここまでの内容で坪単価の計算方法が分かったので、次は計算に必要な家の本体価格と施工面積について我が家の情報をご紹介。

「i-palette」の建築費用

「i-palette」は建売物件なので

  1. 建物代金(外構費用込み)
  2. 太陽光発電システム
  3. 消費税

この3つの総額が建築費用になります。

これを参考に私たち夫婦の家の建築費用を表すと

建物代金(外構込み) 20,531,053円
太陽光発電システム 2,495,371円
消費税 1,842,113円
合計 24,868,537円

こんな感じになります。

実際はこれに土地代が含まれてくるんですから家って恐ろしいですよね(笑)

 

ちなみに一条工務店の注文住宅の場合は項目がぐっと増えて、

  1. 建物代金
  2. 値引き(※)
  3. 諸費用
  4. 付帯工事
  5. オプション
  6. 太陽光発電システム
  7. 消費税

この7つの総額が建築費用になります。

担当の営業さん情報では、注文住宅の場合は「友人紹介」「親族紹介」「提携法人」のどれかを満たせば値引きがありますが、コストパフォーマンス重視の薄利で出している「i-palette」は値引き対象外とのこと。

私は一条工務店勤務の親族紹介でしたが値引き不可でした(泣)

我が家の施工面積

我が家は「i-palette」の3LDKタイプで、詳しい面積は以下の通りです。

建築面積 49.91㎡ 15.10坪
一階床面積 47.12㎡ 14.25坪
二階床面積 45.42㎡ 13.74坪
延床面積 92.54㎡ 27.99坪
施工面積 96.89㎡ 29.31坪

面積だけ見ると注文住宅に比べて狭く感じますが、将来的に子供が親元を離れたら自分たちだけの家になるので丁度いい大きさだと思っています。

「i-palette」の坪単価を計算してみる

ではいよいよ「i-palette」の坪単価を計算してみましょう。

一条工務店では坪単価を「家の建築費用÷施工面積」で計算しているので、この数式に沿って計算していきます。

また、他社の家では「i-palette」のように太陽光発電システムが標準仕様ではないので、「太陽光あり」と「太陽光なし」の2パターンの計算をするものとします。

建物代金+太陽光発電システムの場合

24,868,537円÷29.31=848,465円

建物代金だけの場合

(20,531,053円×1.08)÷29.31=756,517円

「i-palette」の坪単価は高い?他社の坪単価との比較

ここまでの内容を見て感じている方も多いと思いますが、坪単価・・・高くないですか!?(笑)

そこで有名どころのメーカーとの坪単価の比較をしていきます。

75万以上
  • へーベルハウス
  • 三井ハウス
  • 三菱地所ホーム
  • 東急ホームズ
  • スウェーデンハウス
65万~75万
  • ミサワホーム
  • 住友林業
  • 積水ハウス
  • セキスイハイム
  • パナホーム
50万~65万
  • 一条工務店
  • 東日本ハウス
  • 三交ホーム
  • イザットハウス
  • 富士住建

聞いたことがあるメーカーやあまり馴染みのないメーカーまである程度抜粋して表にしてみましたがいかがでしょうか。

75万以上の明らかに豪邸が建ちそうな坪単価と比べても「i-palette」の坪単価は高いことになります。(批判してそうな流れになっているので理由はしっかり後述します)

ちなみに一条工務店の平均は「50万~65万」くらいです。

一条工務店の「i-palette」以外の坪単価は?

一条工務店の家で「i-palette」以外の坪単価はおおよそ以下の通りです。

i-cube 50万円~
SAISON 50万円~
i-smart 50万円~60万円
ASSURE 50万円~60万円
Brillart 60万円~70万円
Famille 70万円~80万円
円熟の家「百年」 70万円~80万円

円熟の家「百年」は公式サイトを見るとよく分かりますが、盆栽とか飾ってありそうな日本らしい和風の家です。

そんな超豪邸と肩を並べる坪単価の「i-palette」・・・あなた建売なのになんでそんなに高いんだよ!その他の注文住宅と比べても群を抜いて高いんですよね(汗)

「i-palette」の坪単価は高い理由は標準仕様の豪華さが原因だった

畳みかけるように「i-palette」の坪単価が高いと言ってきましたが、これには大きな理由があります。

というのも、「i-palette」は建売住宅なので全てコミコミの価格設定。

例えば全館床暖房だってここには含まれています。外構費用だってオプションではなく建築費用に含まれているんです。

全面タイル張りも標準仕様。これに至ってはむしろ得すぎます。

一条工務店の外壁「ハイドロテクトタイル」と一般の「モルタル」「サイディング」の特徴や違い、比較とは?一条工務店の営業さんは決まって「一条の家は全面タイル張りでメンテナンス費用がお得なんですよ~」と言ってきますが、ぶっちゃけ聞いていてよく...

太陽光発電システムを費用に含めた場合だって同様です。

つまり何が言いたいのかというと、「i-palette」の坪単価は計算したところで当てにならない数字ということです。

「ここまで引っ張って結論これか~い!」

・・・って話なんですけどね(笑)

ちなみに他の家も結局オプションを付けると最終単価が10万円くらい上がるので全部打ち合わせが終わった段階の坪単価と比べるといいかもしれません。

まとめ

今回は一条工務店の建売分譲住宅「i-palette」の坪単価を我が家を例にして紹介していきました。

まとめると以下の通りです。

まとめ
  • 愛知県の「i-palette(3LDK)」の坪単価は75万~85万円
  • 「i-palette」の坪単価は高い
  • 「i-palette」は値引き対象外
  • 「i-palette」は他ではオプション扱いのものが標準仕様になっているので坪単価は当てにならない

冒頭でお話ししましたが、坪単価は各メーカーごとで算出方法の基準が異なったり、オプションのこだわり具合によっても大きく左右されるので一概にどれが良いかは決めにくいものです。

今回紹介したように坪単価を「延床面積」で計算するか、「施工面積」で計算するかですら計算結果が大きく異なります。

また、「i-palette」のように本来オプション扱いのものが標準仕様だと坪単価は高くなってしまうんです。

逆に坪単価が安くてもオプションを増やしすぎて後から見たら高くなってしまった・・・なんてパターンだっていくらでもあります。

これから家を検討されるのならば、坪単価はあくまで目安程度にするのをおすすめしますよ。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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