自然・歴史・まちづくり
(社)北海道造園緑化建設業協会主催の
植生技術講演会において、
東京農業大学教授の進士五十八先生による
「自然・歴史・まちづくり」の講演が行われました。

先生の自己紹介から、お話がはじめられ、
先生はこれまで
「地域」から「実践」することにこだわって
こられたとのこと。
先生のご専門の「ランドスケープ」とは
Land(土地・自然)+Scape(全体・総合)
という意味であり、
いろんなレンズでものを見ることが大事である
(マクロからミクロまで)
とのこと。
<講演会の中での主なテーマ>
●都市の公園がなぜ、大切なのか
↓
ずっと変わらないで存在しつづけ、
記憶を刻める場所であるから
↓
表層的な、木を植えるとか親水空間
があるということは、手法の問題であり、
ずっとかわらずシンボルとしてあり続ける
ことが「都市の公園」の役割

●歴史とランドスケープ
↓
その地域固有の景観づくりには、歴史や
風土、地質などを考えることが重要
「歴史」とは、「事実」だけではなく、
歴史をまとめた人の主観が入ったもの。
国家レベルの歴史観から、その土地ごとの
市民レベルの歴史観を持つことが、
地域固有のランドスケープにつながっていく
●土木行政の目的は「環境福祉」
↓
いい仲間といい空間でいい時間を過ごす
ことができる環境を整えること。
技術の進歩やお金だけに頼ることなく、
人間の知恵を生かしていくことが必要
地域を知るには、まず歴史を知る!
すると自ずと地域の個性が見えてくる!
ということを感じました。
(N.K)