
8月20日(水)、21日(木)に、各支庁のまちづくり主査・担当者を対象とした景観の会議を後志支庁において開催しました。
今回の会議では、これから全道で景観に関する行為の届出制度をスタートするにあたって、審査や事務処理に必要な、「景観形成の基準解説」や「景観法に基づく届出の事務処理要領」について現在作成中の案を本庁から説明し、意見交換を行いました。
会議では、届出制度における勧告・命令に該当する場合の考え方や、主要な展望地、景観資源の定義についてなどについて、質問や意見が出されました。
この、「景観形成の基準解説」については、9月~11月に全道14会場において、説明会を開催しますので、大規模な建築物や工作物、開発行為などを、これから行う予定の方はぜひ、説明会に参加していただきたいと思います。
詳しい開催日と会場については、下記のHPをご覧ください。↓
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kn/tki/mdr/setsu.htm
8月21日(木)午前中には、後志支庁管内の景観づくりなどの取り組み事例について視察を行いました。
まずはじめに、京極町のふきだし公園を見学。

駐車場からふきだし湧水池沿いの遊歩道を歩きます。

公園の中は、水と緑に囲まれています。

ふきだし湧水は平成13年に北海道遺産にも登録されました。
日本名水百選にも選ばれているおいしい湧水は、羊蹄山からの自然の恵みです。
次に、真狩村のフラワーロードを車中より見学しました。

畑と道路の間に、黄色の百合が帯状に連なって沿道を美しく彩っています。
ここで農業を営む方々のおもてなしの気持ちが伝わってきます。

フラワーロードの途中にはフラワーパーキングもありますので、ドライブの一休みに最適です。

次に、ニセコ町のニセコビュープラザを見学。
ここは、道の駅ですが、地元の農産物が販売され、大人気です。

おいしそうな野菜がいっぱいです。
次に、ニセコ綺羅街道を見学。
ニセコ町本通地区景観形成基準やニセコ綺羅街道街づくり協定などの基本方針を策定し、街並み整備事業などによって、商店街が整備されました。



外観の色や素材、看板などに一定のルールが適用され、花などがきれいに整備されています。
ニセコ駅近くの市街地では、かぼちゃの置物があちこちに置かれていて、なんだか楽しげな雰囲気。

羊蹄山と酪農の風景を活かしながら、ソフトクリームやお菓子などを販売しているところも大人気です。


本当なら、この後ろに羊蹄山が見えるはずなのですが、この日は雲の中でした。残念。
最後に倶知安町の準都市計画景観地区に指定をエリアを見学しました。
ニセコ山系には、オーストラリアやアジアからの観光客が急増し、外国資本によるコンドミニアム、ホテルなどの建設が活発になっています。
倶知安町では、美しい自然景観の保全と国際リゾート地としての発展を図るべく、秩序ある開発を進めるため、準都市計画ヒラフ高原景観地区の指定を平成20年の3月に行いました。
ニセコ町においても、同様に準都市計画区域の指定を平成21年2月に予定しています。
景観地区の画像はないのですが、ちょっと前まで山荘や小さなペンションだったところに、高層のホテルやコンドミニアムがどんどん建設されている状況でした。
倶知安町から時計回りに羊蹄山をぐるっと一周。
羊蹄山やシリベツ岳、ニセコ山系、その麓の農村景観など、広域にわたる景観資源を持つ羊蹄山麓地域において、周辺市町村が連携して景観づくりに取り組んでいる状況、その景観を守るための制度やルールについて学ぶことができた視察となりました。