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インテリアのトレンド学ぶ

北海道インテリアコーディネーター協会
インテリアのトレンド学ぶ

「黒」「白」「緑」が流行

  北海道インテリアコーディネーター協会は、2月25日、札幌エルプラザにインテリア文化研究所の本田榮二氏を講師に招き世界の住宅インテリアを学びました。流行によって住宅のインテリアは毎年変化があります。世界のトレンドを分析、研究している同氏から最新の傾向を聞こうと約30名のインテリアコーディネーター、建築家、住宅会社社員などが集まり、熱心にメモを取ったり質問を行っていました。本田氏の講演の要約を一部紹介します。
ファッション化に注目

 住宅インテリアの世界的トレンドは、ドイツで行われる10万人が来場するインテリアトレンドフェア「ハイムテキスタイル」と、フランスの「メゾン・エ・オブジェ」で形成されます。  
 日本の場合はインテリア関係者が欧米視察に行き、まずデザイナーズマンションで取り入れ、一般マンションに波及し、インテリアを重視する戸建住宅で採用という経過をたどります。
 08年の「ハイムテキスタイル」のトレンドは、
①白&黒が増加。パープルが主流だがグリーンが増加
②アクセントカラーはゴールドとシルバー
③メタリック調と光沢感が目立った
④立体構造のテキスタイル(生地)が増加
⑤異素材(スワロフスキーとビニールなど)を組み合わせた布地・壁紙が増加
⑥デジタルプリントやレーザーカットなど先端技術を積極的に応用したものが増加。
⑦手織り絨毯が人気薄で、ラグは人気。
 09年は、予測では
①これまでアパレル業界のトレンドは、コスト的技術的な制約の多い住宅インテリア業界には浸透しなかったが、技術革新の影響もあり「ファッション化」が進む。
②デジタルプリントやレーザーカット、フリース(パルプとポリエステルを原料とする壁紙用の不織布)素材の活用が進む。
③世界的なエコブームの影響は強い。
 
日本ではどうなる

①日本では「ニトリ」がインテリア・家具業界を席捲しつつあるが、ドイツでは数年前に「イケア」が市場に大きなインパクトを与えた。
②ドイツで生き残ったインテリア専門店は、まず店が綺麗、カーテンクリーニングを受注のきっかけにしている、オーナーが全員女性、カーテンについて1時間以上話ができるほど商品知識が豊富なスタッフがいる。その結果、富裕層を中心に顧客をしっかり確保した。③気候風土や宗教・民族性によってインテリアは大いに影響を受けるので、海外のトレンドが日本に直接波及するとはいえないが、日本でも取り入れられる部分は多い。
②欧米では壁紙のローコスト化傾向が、フリース素材の普及拡大によって転換されてきた。日本でも「付加価値の高い素材の提案強化」「リフォーム需要の喚起」「海外市場への輸出」に取り組むべき。

なお同協会は、今後も地域の住まいの豊かな暮らしの実現に貢献するという目的のもと、道内で活躍するインテリアコーディネーターが力を合わせ資質を高め、より幅広い活躍の場を目指すことにより、社会的地位の向上を得られる、色々な活動を行っていく予定です。


(※本記事は(株)北海道住宅新聞社との委託契約に基づき同社が作成しました。)