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2008年08月22日

外断熱推進会議北海道支部がセミナーを開催しました

 「洞爺湖G8サミット前日“地球環境と外断熱”セミナー」がサミット警備が厳しさを増した7月6日に札幌市内で開かました。70名あまりの参加者が講演などに耳を傾けました。

 今回のセミナーはNPO法人外断熱推進会議北海道支部が同支部の設立と洞爺湖サミットの開催を記念して開いたもので、支部長の東海大学石田教授の基調講演に続いて、同会議事務局長の堀内さんが6月に訪問した北欧とドイツの省エネ事情などを報告し、そのあとは、6月のツアーに参加した札幌市議会議員らがパネリストになってパネルディスカッションが開かれました。

 堀内さんの報告ではドイツの現状と将来について触れ、
 建物の省エネルギー性をわかりやすくランク分けして表示する『エネルギーパス』が2006年からヨーロッパ・EU加盟国で始まり、そのうちドイツではこの7月から、住宅や事務所など非住宅を販売・賃貸するときに必ずエネルギーパスを表示することになったこと。

 エネルギーパスは、1年間に床面積1m2あたりでどれだけのエネルギーが必要かを表記した上で改修の具体的な提案も行うことになっていて、これによって、住宅購入者などは、自分が購入する住宅の省エネルギー性能を事前に知ることができるだけでなく、どのくらい光熱費の節約できるかを試算することもできること。

 また、断熱基準は現在の2002年義務基準(暖房エネルギー消費が年間で床面積m2あたり70kW)を段階的に強化し、2020年には8割近いエネルギー削減となるレベル(同15kW)まで強化する道筋をつけており、これがEUとしてのCO2削減公約の根拠ともなっていることなどについてお話がありました。

石田教授   堀内事務局長
【講演する石田教授と視察報告を行う堀内氏】

(※本記事は(株)北海道住宅新聞社との委託契約に基づき同社が作成しました。)