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2008年07月30日

留寿都村に建設された近未来エコ住宅「ゼロエミッションハウス」

ゼロエミッションハウスを公開
経済産業省資源エネルギー庁が北海道・洞爺湖サミットの期間中、ルスツに設けられた国際メディアセンター内に、耐震性・断熱性など日本の工業化住宅の優れた技術を駆使し、環境配慮と快適な暮らしの両立を実現する近未来型住宅『ゼロエミッションハウス』(約280㎡)を設置しました。一般公開の予定は未定なので、今回は外務省から取材記者証を入手、どんな展示がされたのかご紹介します。

屋根緑化や太陽光発電
 ゼロエミッションハウス(写真1)は経済産業省が新エネルギー・産業技術総合開発機構や産業技術総合研究所との共催で建設したもので、躯体部分は積水ハウス㈱が施工しました。

d1.JPG 写真1

 採用されたテクノロジーを屋外から見ると、松下電器産業㈱の高効率(COP4・6)ヒートポンプ給湯器、都市ごみ焼却残渣などをセメントに利用する太平洋セメント㈱のエコセメント、積水ハウス㈱の14.5kwタイプの太陽光発電システム、ゼファー㈱の小型風力発電機、水素から電気とお湯を高効率で取り出すトヨタ自動車㈱の家庭用燃料電池システム・エネファーム、乾燥に強いスナゴケを屋根に施工することで屋根面の温度上昇を防ぐ屋根緑化(写真2)、などが採用されました。

d2.jpg 写真2

ASIMOも登場
 入り口にある通り土間には㈲アイバンの蛍光灯型LED照明、居間には自然エネルギー発電システムなどが供給する電力を蓄えるポータブルリチウム電源装置、東芝キャリア㈱の最先端の省エネルームエアコン、日本板硝子㈱・積水ハウス㈱の真空断熱ガラス「スペーシア21」、日本テレコミュニケーションシステム㈱の発電窓ガラス、ホンダ技研工業㈱のヒューマノイドロボット「ASIMO」(写真3)、シャープ㈱の年間消費電力量200kwh/年という次世代省エネ液晶テレビなどが展示されました。
 台所ではフレックス真空断熱材と高効率コンプレッサーを採用した日立アプライアンス㈱の電気冷蔵庫、全体や個々の回路の電気使用量を計測・表示する松下電工㈱の家庭用HEMS、サンウェーブ㈱のIHクッキングヒーターと、臭いや煙を循環除去するIH用空気清浄システムを組み合わせたレンジフードのいらないキッチン、リサイクル陶磁器などを採用。

d3.JPG 写真3

有機EL照明も展示
 書斎にはアキレス㈱の真空断熱材と硬質ウレタンボードを組み合わせたハイブリッド断熱ボード、積水ハウス㈱の地震動エネルギー吸収システム「シーカス」の展示、㈶山形県産業技術振興機構有機エレクトロニクス研究所の高効率有機EL照明(写真4)、浴室には人工炭酸水を発生させるMRC・ホームプロダクツ㈱のソーダバス、㈱マテリアルハウスの自然光を室内の照明の利用するための光ダクトシステム(写真5)。

d4.JPG 写真4

d5.JPG 写真5

和室には再生ガラスを95%採用した「リボーンガラス」などを採用したほか、約1400年前に推古天皇が仏具として使用していた国宝指定「玉虫厨子」の複製品(写真6)も展示されました。
 なおゼロエミッションハウスはサミット終了後、場所を移設して一般公開を検討しています。

d6.jpg 写真6

(※本記事は(株)北海道住宅新聞社との委託契約に基づき同社が作成しました。)  

2008年07月28日

第4回 住宅月例講座

北海道建築指導センターでは平成20年度より月例住宅講座を開設しております。
4回目であるである今回は、7月25日(金)にKKRホテル札幌3階 エルム会場にて行われました。

今月のテーマ
「これからの暮らしに合った住まい選び」
 -どこで、誰と、どのように暮らす?-

当日の参加者
40名(男性13人、女性27人)
※札幌市外からも4人参加(江別市2人、北広島市、苫小牧市)されました。

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レジメを使用し、概要に沿った話しをすすめました。

講座修了後、参加者からの多くの質問にも講師が丁寧な回答をされ、個別相談にも応じました。

次回は8月29日に開講されます。ここをクリックで次回案内にリンクいたします。

2008年07月18日

北方四島ビザなし交流 択捉島訪問記(その3)

□日本から供与されたディーゼル発電所など
 5月31日午後、地熱発電所に行く予定でしたが、前日までの雨で道路が危険な状況とのことでキャンセルとなり、市街地散策の時間が増えました。
これは、学校の隣にあるディーゼル発電所です。平成11年度に住民支援として供与されたものです。現在は地熱発電所が稼働しているため使用していません。
このほか、クリル発展計画により2015年までに800億円かけて、空港や港湾を整備するとのことでした。

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<ディーゼル発電所です。紗那小中学校の直ぐ隣です。>

□水産ふ化場
 もともとこの場所には、日本のふ化場があったそうです。今回の訪問団にも当時勤務していた方が参加していました。この建物は、ギドロストロイ社のさけ、ます水産ふ化場として、2003年に建設されたものです。日本式のふ化技術を採用しています。

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<水産ふ化場です。択捉島の建設会社により建築>

□水産加工場
 6月1日、ギドロストロイ社の最新の水産加工場を訪問しました。稼働が夜8時からで、残念ながら稼働状況は見れませんでしたが、択捉島で見た唯一の近代的な設備の建築物でした。
なお、同社は島に四つの水産加工場を持ち、島の人口6,400人のうち7割が同社に雇用されています。

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<最新の水産加工場です。専用岸壁も整備されています。>

□おわりに
 このような貴重な機会を与えていただいたことに感謝します。
 ホームステイ1泊、船内2泊とハードな日程でしたが、波も穏やかで快適に過ごすことができました。
 また、何よりも船内で元島民、議員、外務省職員など団員の方々と「北の勝」や「免税ビール」を飲みながら、いろいろな話を聞くことができ、大変、有意義で楽しく過ごせた5日間でした。
択捉島はクリル発展計画で多額の投資がされ、返還運動を推進する方々から、不安の声もありました。四島がこのままの自然のままで、早期に返還されることを望みます。

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<私(左側)と帯広市役所の村井さんです。>

                                          (川島)

2008年07月04日

北方四島ビザなし交流 択捉島訪問記(その2)

□クリル地区行政府への訪問
5月31日、内岡港(なよか)に上陸し、紗那(しゃな)にある行政府庁舎を訪問しました。ここで副行政長官からの歓迎を受けました。島の人口は、現在6,400人で、減少しているが出生率は、逆に増加していると説明がありました。

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<択捉島行政府庁舎>

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<行政府庁舎 副行政長官(中央の方)から歓迎を受けました。>

 まちの状況は、昭和30~40年代の北海道のイメージです。
 道路は全て未舗装。上水道の水圧はきわめて低いです。下水道は処理施設がなく、水洗で海か河川に直接放流?ゴミ処理は処理場があり、土で覆っていると説明していましたが、移動途中の道端にまとめて捨てられているだけでした。ゴミやビニールの切れ端が散乱していましたが、カラスにより散らばっているとの説明がありました。

□択捉島の住宅
 1950年代に建築されたものがほとんどで、木造で外壁は板張りです。内装は綺麗にされており、ホームステイした住宅は50㎡程でした。
 なお、地震の時は、倒壊するので「直ぐ外に逃げる」という通訳さんの説明がありました。

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<長屋住宅です。ホームステイ先もこの様な住宅でした。中は大変、綺麗で、カラオケや大型テレビもありました。水道の水圧は低いです。>

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<共同住宅です。綺麗に塗装しているものから、していないものまで色々です。>

 ホームステイ先では、家族5人から歓迎を受けました。にわか仕込みのロシア語は通じず、身振り手振り、日本語と英語で会話です。

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<ホームステイ先のイリーナさん家族と私>

□択捉島の建築物
 紗那のメインストリートにある建築物を紹介します。
 比較的、新しい小中学校です。レストランの厨房機器が故障とのことで、ここで昼食を取りました。明日は、子供の日ということで、可愛らしい衣装で着飾った子供たちが大勢いました。

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<紗那小中学校です。壁式鉄筋コンクリート造>

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<建築中の病院です。小中学校と同じ壁式鉄筋コンクリート造と思われます。>

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<銀行です。中には入りませんでした。>

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<択捉島で一番大きな店舗です。ここでお土産のウオッカを買いました。
おいしそうなハムやソーセージが並べてありました。>

(川島)

2008年07月02日

第3回 月例住宅講座

北海道建築指導センターでは平成20年度より月例住宅講座を開設しております。
3回目であるである今回は、6月27日(金)にKKRホテル札幌3階 エルム会場にて行われました。

今月のテーマ
「屋根と外壁のリフォーム」
 -計画的な手入れ、リフォームの時期・施工方法-

当日の参加者
 テーマが住宅相談としても多く、関心が高いものだったこともあり、 定員を上回る57名(男性35名、女性27名)が参加されました。
※市外(小樽市、江別市、恵庭市、北広島市、岩見沢市、弟子屈町)からも6名参加されました。

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レジメと「住宅の性能向上リフォームマニュアルガイドブック」 「住まいづくりの基礎知識 F、G 」を使用し、パワーポイントで概要に沿った話しをすすめました。

講座修了後、参加者からの多くの質問にも講師が丁寧な回答をされ、個別相談にも応じました。

次回は7月25日に開講されます。ここをクリックで次回案内にリンクいたします。