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2012年04月17日

【告知】おびひろ住宅づくり奨励金パネル展

帯広市では、北方型住宅の登録を行うなど一定の条件を満たす省エネ住宅を対象とした「住宅づくり奨励金」に係るパネル展を開催します。奨励金の制度紹介のほか、北方型住宅についてのパネルや模型など、役立つ情報がいっぱいです。

日時 平成24年4月24日(火)~5月8日(火)
10:00~22:00(最終日は15:00まで)
場所 帯広市図書館 1F展示コーナー(西2条南14丁目)
問い合わせ:帯広市都市計画課(電話0155-65-4179)
※おびひろ住宅づくり奨励金の詳細についてはこちらから


また市内には、実際の北方型住宅の性能や価値を体感できる「北方型住宅展示場」として、民間事業者が実施する住宅展示場内に3棟の北方型住宅モデルハウス(TRAD(株)、(株)北のハウス、(株)太平ホーム北海道帯広支店)が公開されています。

日時 平成24年1月7日(土)~平成24年10月31日(水)
10:00〜17:00(木曜日定休)
場所 帯広市稲田町基線16・18(帯広工業高校南側)
   第47次かちまいホームセンター帯広川西「清流の里」会場内
問い合わせ  センターハウス(電話0155-47-1400)


北方型住宅は、断熱・気密の専門資格者が設計・施工するので安心です。また、その内容が保管登録されることから将来のリフォームなどの際にも非常に安心です。
ぜひ、おびひろ住宅づくり奨励金パネル展、北方型住宅展示場に出かけて、「建てるときも、建ててからも、ずっと安心な北方型住宅」を体感してみませんか?

2012年04月02日

「地域材を活用したとかち型エコ住宅」フォーラム結果概要

十勝総合振興局では、北方型住宅フェアの一環として、3月16日(金)に「地域材を活用したとかち型エコ住宅フォーラム」を開催しました。参加者は工務店のほか、建築士事務所、林業林産関係者など幅広い分野から110名の参加があり、会場は熱気にあふれていました。
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まず北総研の福島部長が基調講演。「これからの住宅目標ととかちの家づくり」について講演頂きました。ドイツのパッシブハウスなど世界の性能基準と、札幌版次世代基準など断熱基準について豊富な写真や図表を交えて解説。具体的な取組みとして、高断熱仕様にすればエネルギーコストが削減でき、高断熱化に伴う建設コストアップも十分賄えるとし、「断熱厚さ30センチ断熱時代の地域住宅は、工務店にとって大きなチャンスだ」。また、続く道立総合研究機構の戦略研究「『新たな住まい』と森林資源循環による持続可能な地域の形成」の紹介の中で、とかち型エコ住宅の目指す方向性として、「住宅に使われる全建材のうち3割程度にとどまっている道産原材料比率を高めることが必要」としました。その重点ターゲットとして内外装材(現状道産シェア4割程度)を挙げ、戦略ターゲットが、主たる構造材(同2割以下)を挙げました。これらの取り組みを進めていくことが地域経済への貢献につながるとしました。

その後、北海道建設部建築指導課から「住宅施策の新しい動き」として、省CO2が大きな流れであるとし、24年度創設の「地域型住宅ブランド化事業(→概要はこちらをクリックしてください)」などについて説明。
後半は、地域型住宅の取り組み事例などについてのリレートークを行い、十勝において目指すべき姿と必要な取組みなどについて議論が交わされました。

トップバッターは、オムニス林産協同組合の瀬上晃彦さん。「地域材の生産・供給の現状と展望」について講演頂き、建築材への利用拡大を図る必要があるとしました。また「顔の見える家づくり」として、建て主と工務店のほか山林家や製材業者などと直接連携した建築事例をご紹介いただきました。エンドユーザーと生産者が価値観を共有できたという成果と、伐採・製材を特別に行うことによるコスト上の課題を挙げました。

続いて(有)ウッズ建築設計の山口正さん。北海道とりわけ十勝の住宅建築業界は、他地域と比べ、工務店同士の横の連携が強いことが大きな強みとされました。これからの住宅の課題として、長く使い続けることを挙げ、省エネ性能の向上も必要だが、デザインの向上を求めました。また地域材については、構造材等の利用に限らず、木質繊維による断熱材、木質ペレットによる熱源利用など様々な使い方があるのではと提案。

3人目は(株)サトウの松永秀司さんから、十勝産2×4材の開発について発表。課題として「枠組壁工法構造材のJASについて、国産樹種の特性が適切に反映されていない」。一方で十勝2×4協会との連携で実施した実証実験では、製品の寸法精度や表面仕上げが良いなど良好な評価が多く,「カラマツ製材が建築用途には不向き」というイメージを払拭することができたと話しました。

最後に紺野建設(株)の紺野宏さん。外部の設計事務所と連携し、施主、建築士、工務店の3者で打合せを重ねる家づくりの流れを説明。また、国交省の地域材活用木造住宅振興事業に採択され、清水町に自ら建設した「ちきゅう思いの小さな家3」などについて発表しました。地域材を積極的に活用し、グラスウール300ミリ相当の断熱性能、パッシブ換気システムを採用するなどエコを追求した仕様で、「日本建築の歴史に学び、守る事、それらを守るために新しい技術を学ぶ。こだわり住宅でとかちナンバーワンを目指す」と話しました。

フォーラムの最後に、コメンテーターの福島部長が、「とかち型」のポイントとして、何か全く新しいものを生み出すのではなく、地域で積み重ねてきた様々な取組みを続けていくことが重要と締めくくりました。
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「北方型住宅フェア-地域材を活用したとかち型エコ住宅」を開催しました。

十勝総合振興局では、3月16日(金)17日(土)とかちプラザ(帯広市西4南13)において「北方型住宅フェア-地域材を活用したとかち型エコ住宅」を開催しました。
 このフェアは、住宅関連事業者及び一般消費者を対象に北方型住宅や地域材についての情報提供を行うもので、良質な木造住宅ストックの形成と地域産業の活性化に資することを目的とし、展示・市民セミナー、事業者向けフォーラムを実施しました。
展示ブースでは、北方型住宅のほか、もっとエコなとかちづくり、地域材の利用促進に係るパネルや模型の展示のほか、北電、帯広ガス及び足寄町木質ペレット研究会などが地域材や省エネ設備機器等の展示・説明を行いました。市民セミナーでは、道や帯広市の住宅施策や各出展者のプレゼンテーションのほか、「うちエコのすすめ」「高齢者が安心して暮らせる住まい」「近年の住宅エネルギー事情」などのセミナーを実施しました。キッズスペースでは、ECO発電体験教室など「こども発明教室」、「リサイクルキャンドルづくり」、「からまつ積み木で遊ぼう!」など、エコをテーマにした体験イベントを多く開催し、多くの家族連れで賑わいました。

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市民セミナー会場と「エコ」と「地域材」をテーマとした14のブース。

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大人気のキッズスペース。こども発明教室は、帯広発明協会の提供でした。

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第2回北方型住宅賞の受賞作品を詳しく紹介。最優秀賞は中札内村のSH邸でした。

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断熱と気密の重要性やメリットについて模型で判りやすく説明しています。

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十勝産カラマツの間伐材でできた積み木で家?を作りました。

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ペレットコーナー。手前は見た目も楽しいペレットBBQグリル。市民セミナーでは、ペレットの品質の重要性についてのお話がありました。

なお開催後も、市民の方から、北方型住宅の制度などについてお問合せが複数あるなど、質の高い住まいづくりへの関心の高まりを感じました。
事業者向け「地域材を活用したとかち型エコ住宅フォーラム」の模様は、次回の振興局だよりでお伝えします。

2012年03月08日

「北方型住宅フェア~地域材を活用したとかち型エコ住宅」を開催します

十勝の気候風土にあった住まいづくり、地域の木材を用いた住宅、高齢者向けの住宅改修など住まいについての役立つ情報がいっぱいの展示やセミナー。また、エコ発電体験、リサイクルキャンドルづくりや、からまつ積み木広場など、キッズ向けの楽しいイベントも盛りだくさんです。
すべて参加無料ですので、ぜひご来場ください。

日時:平成24年3月16日(金) 12:00~16:30
    平成24年3月17日(土) 10:00~16:30
会場:とかちプラザ 1階ギャラリー・2階視聴覚室(帯広市西4条南13丁目1番地)

詳しいプログラムについては、こちらのリンクからご覧ください。

また、本フェアの一環として、十勝総合振興局1階道民ホールにおいて、3月23日(金)まで「北方型住宅パネル展」を開催しています。
中札内村に建つ住宅が最優秀賞となった「北方型住宅賞」受賞作品パネルなどの展示のほか、からまつ積み木で楽しく遊べるコーナーもありますので、ぜひこちらもご家族でご覧になってください。

※こちらのイベントは終了しました。

2012年02月29日

「地域材を活用したとかち型エコ住宅」フォーラム【告知】

 十勝総合振興局では、住まいについての役立つ情報がいっぱいのイベント「北方型住宅フェア-地域材を活用したとかち型エコ住宅」を3月16日(金)、17日(土)に、とかちプラザにて開催します。
 
 このフェアにおいて、住宅設計者・工務店、林産関係事業者の方などを対象とした「地域材を活用したとかち型エコ住宅フォーラム」を次のとおり実施します。フォーラムではこれからの十勝地方の住宅の目標像について、地域でイメージ共有を図るとともに、地域課題の一つである、十勝産木材の利用促進に向け、木材の生産供給体制や活用事例を紹介します。また、国土交通省が進める「地域型住宅ブランド化事業」などの住宅施策の新たな動きについても、北海道の担当職員から説明します。

 参加申込書は、こちらをご覧ください。(WordファイルPDFファイル

日時:平成24年3月16日(金)13:00~16:30
場所:とかちプラザ2階視聴覚室(帯広市西4条南13丁目1番地)
定員:160名

プログラム(予定)
○基調講演
地方独立行政法人北海道立総合研究機構建築研究本部 企画調整部長 福島 明 氏
○情報提供
住宅施策の新しい動きについて 北海道建設部住宅局建築指導課担当職員
○リレートークセッション(リレートークコメンテーター 福島 明 氏)
講演①「地域材の生産・供給の現状と展望」 オムニス林産協同組合 瀬上 晃彦 氏
講演②「地域型住宅の取り組み事例」十勝2×4協会 山口 正 氏、松永 秀司 氏
講演③「地域型住宅の取り組み事例」とかちの木で家をつくる会 紺野 宏  氏

【入場無料】

※こちらのフォーラムは終了しました。

2012年02月07日

【募集】地域振興に向けた森林認証取得事例講習会

 2月14日に、芽室町において森林認証に係る講演会が開催されます。
 森林認証とは、適正に管理された森林から産出した木材などに認証マークを付けることによって、持続可能な森林の利用と保護を図ろうとする制度です。この認証制度には、FSC、SGEC、PEFCなどの種類があります。全国の認証林のうち40%近くが北海道にあり、道内の森林の約10%を占めています。
 例えば、上川管内下川町では、国際認証制度であるFSC認証を取得しています。更に「下川町快適住まいづくり促進事業」として、地域材の利用促進、低炭素社会の構築、地域経済の活性化などを目指し、認証材を用いた住宅の新築等に対して支援制度を実施しています。また、網走西部地域は、地域が一体となりSGECの認証取得を推進しています。
 そのような森林認証とは何か、取得するとどんなメリットがあるかなどが分かる講演会ですので、興味をお持ちの方はご出席ください。
詳しい内容は、PDFファイルをご覧ください。

日時:平成24年2月14日(火)13:00~16:30
会場:芽室駅前プラザ「めむろーど」2階セミナーホール
入場無料
申込・問合せ先 十勝総合振興局林務課造林係 電話0155-26-9053 まで


お申込みは2月8日頃までにお願いします。また定員に達した場合お断りさせて頂くこともあります。どうぞご了承下さい。

詳しくは、こちらをご覧ください。→講演会ご案内

※こちらの講習会は終了しました。

2012年02月02日

とかち型エコ住宅現地調査レポート②

前回に続き、現地調査をレポートします。今回は11月15日に実施した浦幌・幕別編です。

今回は、地域材生産林、製材工場そして地域材を使った住宅を訪ねました。
まず浦幌町のカラマツの人工林。こちらは、北海道指導林家の杉江英雄さんが育てている山林です。 41ヘクタールの大半が昭和40年代に植林されたものです。これまで間伐や、枝打ち作業など時間と労力をかけ、森づくりに取り組まれています。間伐は生長に不可欠であり、枝打ちによって節の無い強く美しい木材となります。この山林は、こうした工夫・努力を認められ、北海道知事から他の民有林林業の模範となる「林業技術伝承の森」の指定を受けています。しかし生産コストに見合った市場価格が形成されていないことが大きな課題となっています。
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続いて地域材を使った住宅として、浦幌町が建設中の移住体験住宅の建設現場を訪ねました。北海道森林整備加速化・林業再生事業により整備されているもので、構造材にはエゾマツが使われています。外壁は、延焼のおそれのある部分を除いてカラマツ羽目板で仕上げられます。内装には、各居室の腰壁のほか、居間と水回りの目隠しにカラマツの化粧柱が使われています。完成後は、移住体験住宅として、道内外の人たちに十勝の暮らしを体験してもらうとともに、地域材活用のモデル展示としての役割が期待されます。
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最後に丸太を加工する製材工場。今回お邪魔したのは、幕別町にあるオムニス林産協同組合の製材工場です。事業内容は、カラマツを中心とした人工林材の原木集荷・出荷、製材・乾燥材・木材チップ等の製造販売。平成22年度の製材生産量は合計27千立方メートルで道内有数の規模。工場では丸太から製材になるまでの工程が自動化されています。出席した建築関係者からは「機械制御で行われる作業は効率的であり、優れた品質の建材が作られていると感じた」「製材生産率が40%程度と低いことに驚きました」などの意見があり、新たな発見があったようです。
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「地元で育った木を、地元で加工して住宅を建てる」ことは、当たり前のようでなかなか難しいことです。今回の調査は、山から住宅へという地域での木材流通の流れを実感できるものでした。一般市民を対象とした見学ツアー等も行われており、こうした機会を増やしていく必要を感じました。

2011年12月21日

とかち型エコ住宅現地調査レポート①

 11月、十勝産のカラマツなどを活用して実際に建設された住宅などの現地調査を行いました。地域材を活用したとかち型エコ住宅検討会議にご出席頂いている関連業界の方々、市町村、振興局職員等が参加して、普及促進に向けた課題の把握を行いました。
 まずは、11月7日に実施した鹿追・清水方面の現地調査をレポートします。

 最初に訪れたのは、鹿追町営住宅緑町中央団地の建設現場です。鹿追町はかねてより地域材の採用に積極的な自治体であり、今年度建設に着手したこの団地でもカラマツ材の無垢材を構造材として利用しています。また環境への配慮として日照率の高い十勝の気候風土に合わせて、南面の窓を高めに設置するなど、明るく暖かい室内環境となるよう計画しているとのこと。参加者からは、「カラマツの活用や日射取得の考え方を今後の参考にしたい」といった意見が出されました。

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 続いて訪れたのは、紺野建設のちきゅう思いの小さな家Ⅲ(清水町)。この住宅は、地域材活用木造住宅振興事業(国土交通省)に採択され、平成22年度に建設されたものです。地域材活用のモデル住宅ということもあり、道産材がふんだんに使われており、構造材にはエゾマツ・トドマツ、外装材はカラマツ、床材はナラ材などが使われています。
 また、自然エネルギーを活用したパッシブ換気システムや高断熱高気密の仕様を採用するなど、地球に優しい住宅となっています。参加者の感想としては、「木材の軟らかい雰囲気が感じられる」「外壁の板材の使い方が参考となった」といった意見がありました。

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 この日最後に訪れたのは、同じく清水町内が建設した移住体験住宅です。こちらは、地域材の利用促進に向けたPR施設として北海道森林整備加速化・林業再生事業により平成22年度に整備されたものです。構造材や外装等にカラマツが活用されています。外装材は鮮やかな色に塗装されており、遠目には羽目板張りとは気づきにくいかも。内装は腰壁をカラマツ羽目板とした以外は、ビニールクロスとフロアー合板で仕上げられ、一般的な住宅に近いイメージです。
 また、参加者からは「十勝産のカラマツ無垢材が構造材として十分使用できることを示した建築物であり、経年変化に注目していきたい」という意見もありました。

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 3棟3様の住宅でしたが、いずれも今後の「地域材を活用したとかち型エコ住宅」のモデルとなりうるものであり、非常に有意義な調査になりました。

2011年11月29日

【募集】平成23年度第1回おびひろ住宅づくりセミナー

 帯広市は、3年前に環境モデル都市となり、低炭素社会を目ざした様々な取り組みを行っています。住宅政策分野でも、北方型住宅の登録を行うなど一定の条件を満たす省エネ住宅を対象とした「住宅づくり奨励金」などの取り組みを行っています。
 そんな帯広市から、十勝管内の住宅建築業者さん必見のセミナーのお知らせです。

 今回のセミナーでは、実際に北方型住宅の実務に携わる設計者及び施工者の方を講師として、北方型住宅のメリットを語って頂く内容となっています。
 
 北方型住宅では、サポートシステムにより設計施工の記録をきちんと保管登録されることから、将来のリフォームや売却などの際に非常に安心です。この機会に「建てるときも、建ててからも、ずっと安心な北方型住宅について取り組んでみませんか。

主   催:帯広市、(財)北海道建築指導センター
日   時:平成23年12月14日(水)13:30~15:45
場   所:帯広市役所10階第6会議室(帯広市西5条南7丁目1番地)
対 象 者:十勝管内の住宅建築に携わる方
募集定員:50名
参加費用:無料
申込期限:平成23年12月9日(金)17:00まで

 詳しくは、こちら(開催案内参加申込書)をご覧下さい。

※参加者の募集は終了しました。

2011年11月28日

十勝の製材の状況

 今回は、十勝の製材の状況についてみてみます。
 
 素材となる丸太の生産量は、599千m3です。分かりやすく書くと、直径30cm長さ3.65mの丸太とすると、約180万本分となります。そのうち、約7割の413千m3がカラマツです。(数字はいずれも平成21年度です。)ちなみに、円柱の体積は、半径の2乗×円周率×長さで出しますが、長さ6mまでの丸太の材積は、末口直径の2乗×長さで計算します(末口二乗法)。末口とは木が立っていた状態で上側、つまり根元から遠い方の切り口のことです。
 
 管内の製材工場で消費される丸太の量は、387千m3です。十勝でとれた丸太でも管外に移出されるものや他用途に利用されるものもがある一方で、十勝以外の森林から持ち込まれる丸太もあり、これらの差し引きとなるため、素材生産量と消費量は一致しません。
 
 387千m3の原木から、生産される製材の量は、178千m3となります。丸太から角形の材を切り出すわけですから、当然、量は減ってしまいますが、歩留まり(生産量の原料量に対する比率)は、46%程度しかありません。残りは、チップ等として活用が図られることとなります。十勝管内のカラマツ製材生産量は131千m3で、全道生産シェアの32%を占めています。

 178千m3の内訳として、建築材(集成材原板除く)は、26千m3にとどまり、梱包・パレットが、127千m3と多くを占めています。特にカラマツについてみると、建築材1千m3に対し、梱包・パレット材が116千m3と、圧倒的に梱包材等との利用が多くなっています。

 このような状況を踏まえ、林産関係者を中心にこれまでも様々な取組みが進められてきており、十勝総合振興局においても、今から12年前に「カラマツ王国十勝活性化事業」(平成11~13年度)を開始し、需要調査やカラマツ材を利用した住宅の提案などに取組み、「カラマツの家づくり推進事業」(平成14~16年度)などを通して、普及に取り組んで来ています。その成果の一つとして、「とかちの木で家をつくる会」が発足しました。この会は、素材生産、製材工場、住宅建設の各業種の関係者によって構成され、地域材の普及促進に向けた様々な取組みを行い、現在も活発に活動を続けています。

 これらの地道な取組みに加えて、「森林整備加速化・林業再生事業」により木造施設に対する建設補助や「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が制定されるなど、地域材の利用促進に向けた強い追い風が吹き始めました。

 十勝管内の製材生産・出荷量(平成21年度)(→状況はこちらをご覧下さい。)

「とかちの木で家をつくる会」 (←こちらのHPもご覧ください)

2011年11月21日

十勝の森林概況

森林は、大気中から二酸化炭素を取り込みます。伐採された木材は、二酸化炭素を閉じ込め続け、環境負荷の小さい資材と言われています。また生産地に近い場所で木材を使用すれば、輸送に係る二酸化炭素排出量を抑えることができるため、その効果は一層高まります。さらに地域で産出された木材を外壁等に用いることは、固有の景観を生み出し、地域への誇りや愛着を高めることが期待されます。このように地域材の活用は、林産業の活性化ばかりでなく、環境的にも、経済的にも持続可能な地域づくりに結びつくものです。

それでは、十勝管内には、どのくらいの森林資源があるのでしょうか。
管内の森林面積は、692,281haで全道森林面積(5,539,133ha)の13%にあたります。
所管別にみると国有林60%、道有林7%、一般民有林が33%となっています。
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一般民有林の森林資源の概況
①林種別構成
一般民有林の林種別構成は、人工林が47%で、全道平均の38%に比べて高くなっています。
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②人工林の樹種別構成
樹種別割合はカラマツが圧倒的に多く76%を占め、次いでトドマツとなっています。
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③カラマツの令級構成
カラマツの令級構成は8令級以上の割合が61%と(50,136ha)、高令級カラマツが多くを占め、今後は主伐して利用する林分が多くなることが解ります。
注:令級とは木の年齢のことで5年を1令級と数えます。8令級は、36~40年生のことをいいます。
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十勝総合振興局森林室は、建築材を目指した森林の登録制度を行ってきました。平成23年度現在、十勝管内では117箇所の登録林分があります。一部ではカラマツの高付加価値への取組みとして良質材生産を行っているが、良質材の価格形成がされていない現状にあります。このため、建築材への期待が大きくなっています。
登録林分だけをみても、およそ4万立方メートルの建材を生産することができ、住宅1棟あたり20立方メートル木材を使用するとした場合、2000棟分にもなります。現在のカラマツの建築材としての出荷量は年間1000立方メートル程度ですので、もっともっと活用を図ることが必要です。

2011年11月14日

【募集】市民セミナー「パッシブ換気が住まいを変える。」

 NPO法人パッシブシステム研究会から、十勝地域において、「パッシブ換気が住まいを変える。」と題した市民セミナー開催のご案内を頂いたので、お知らせします。
 
 日  時 平成23年12月10日(土)13:30~15:20
 開催場所 十勝プラザ403会議室(帯広市西4南13)

 セミナーでは、地方独立行政法人北海道立総合研究機構の福島明北方建築総合研究所企画調整部長が「北海道のパッシブ住宅をどうつくるか?-パッシブ換気とパッシブデザイン」について講演を行います。定員は50名、締切りは12月9日(金)となっています。またパッシブ換気住宅の一般公開が行われるそうです。 
 気流や太陽光など自然エネルギーを、機械設備に頼らずに上手に活用するパッシブデザインについて、学んでみませんか?

 問合せ申込先など詳細については、こちらをごらんください。(→NPO法人パッシブシステム研究会)

※こちらのセミナーは終了しました。

2011年11月09日

【募集】十勝の森から工場と木造施設を巡るバスツアー

 十勝総合振興局森林室では、北海道造林協会十勝支部と共催で、大きく育ったカラマツ生産林と地元のカラマツを加工している工場、また、これらを使って建てられた公共木造施設を巡り、地元の木材を肌で感じるバスツアーの参加者を募集しています。
 
 【日   時】 平成23年11月19日(土)13:00集合
 【集合場所】 十勝合同庁舎駐車場(帯広市東3南3)
 【参加資格】 特になし

 行程は、いずれも幕別町内の竹中山林、オムニス林産協同組合工場、青葉近隣センター及びつくし学童保育所を巡り、16時に十勝合同庁舎駐車場で解散。
 募集人数は40名程度、締切りは11月14日(月)となっています。
 参加者には、庭木の雑草防止に役立つカラマツチップのプレゼントがあるそうですので、参加してみてはいかがでしょうか?参加は無料です。
 
 問合せ申込先は、十勝総合振興局森林室普及課(015-572-2141)まで。

※参加者の募集は終了しました。

2011年10月26日

第1回「地域材を活用したとかち型エコ住宅」検討会議

 「地域材を活用したとかち型エコ住宅検討会議」の第1回会議を、9月14日(水)に開催しました。産学民間の関係者の方々など32名が出席しました。
 事務局が、事業の目的・概要や関連施策の取組み状況を説明した後、道立総合研究機構北方建築総合研究所及び林産試験場の研究員が調査研究の取組みを紹介しました。   
意見交換では、地域材と輸入材の価格差解消が、話題の中心でした。各出席者の業種や経験から様々な意見が出され、白熱した議論となりました。林業関係者が「輸入材と勝負できる価格では、持続可能な森林経営ができない」と、山林の担い手の高齢化など経営実態を説明。建築関係者からは、「施主の理解を得ながら、地域材の活用を進めてきた」業者がいる一方で「地域材と輸入材の違いは見えにくい。限られたマイホーム予算の中では、どうしてもシステムキッチンをグレードアップするとか目に見えるところにお金をかけることになる」という意見もありました。
 また「十勝では身近な場所に山林があるのに、市民からは遠いと感じられているのではないか」とユーザーの意識向上の必要性を指摘する意見もありました。
 11月には、地域材を活用して実際に建設された住宅等の調査を行う予定です。

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2011年10月13日

「地域材を活用したとかち型エコ住宅」普及促進事業に取り組んでいます。

 花々や緑に彩られたまち、大平原の田園風景、その背後に広がる豊かな山林...、十勝地方の景観は、人々の暮らしや営みによって形作られています。また、年間を通して日照時間が長く、冬の寒さは厳しいものの降雪量は少ないという気候に恵まれています。
 
 十勝総合振興局では、そんな十勝地方にふさわしい住まいのかたちを考えていくため、振興局の独自事業として「地域材を活用したとかち型エコ住宅」普及促進事業を平成23年度から2年間の予定で取り組んでいます。
 
 振興局では、これまでも省エネルギー性能の高い高性能住宅の普及促進に努めていますが、普及が十分とは言えない現状にあります。また、地域材利用については、カラマツ材等を活用した住宅の普及促進の取組みがなされていますが、一部の事業者の取組みにとどまっています。さらには、北海道洞爺湖サミット等を契機とした環境意識の高まりを受け、「美しくエコなとかちづくり」に取り組んでおり、住まいにおけるエコライフの定着や、住宅への自然エネルギー等の導入促進などが求められています。
 
 これらの課題を踏まえて、この事業では、産学民官の協働のもと、地域材を活用したとかち型エコ住宅を提案・普及することにより、地球温暖化防止に貢献するとともに、十勝の林業、住宅産業等の活性化を図ることを目的としています。

 林業、林産、建築、環境活動など色々な立場の方たちと、課題の把握や、目ざす姿の検討、また普及促進施策の検討などを行うため、「地域材を活用したとかち型エコ住宅」検討会議を開催するとともに、当サイト等を通じて、情報発信を行っていきたいと考えています。どうぞよろしくお願いします。

(事業概要イメージ図)
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→pdfファイルはこちらをクリックしてください。