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北海道暮らし・フェアin名古屋 ― 大盛況でした!

移住をお考えの方に北海道の暮らしそのものをご紹介するイベント「北海道暮らし・フェア」。

東京(19.12.23)、大阪(20.2.9)に続く名古屋場所が、2月23日(土)名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)で開催されました。

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このブログでも過去に内容をご紹介してきましたが、今回は、本当の満員御礼!
東京1,000人、大阪700人の入場者数に対し、今回が初めてであったため名古屋は小振りの会場にしたにもかかわらず何と1,500人が来場。
入場待ちの列ができ、開始直後から場内は過密状態、予想もしなかった展開となりました。
ブースでは用意したパンフレット類も1時間で無くなってしまい、残りの時間はどうやって対応しよう~と一瞬オロオロ状態。
その分、多くの方とお話する機会に恵まれました。
大阪府内からいらした方もいて「つい先日大阪のなんばでもフェアをやったんですよ。」と言ったら、
「あの日は余りゆっくりできなかったので、今日名古屋に来ました。」との答えに驚かされました。

建築指導課では北方型住宅を主とする北海道の住まいをPRするためフェアに出展していますが、ブースでは住宅全般に関する多種多様な質問を受けます。
そのうちどの会場でも共通なのが、建設費・坪単価に関すること。
いくらで建つの、というご質問です。
移住に対する思いや熟度は千差万別ですが、北海道に移り住むことが具体化するほど住宅の値段に興味があるようです。
中には民間企業のブースであると勘違いされる方もいるようで、話をしているうちに相手の警戒感が無くなっていく様子も面白かった……。
北方型住宅プラン集、図面集などの資料は希望する方には後日郵送する扱いとしましたが、名古屋会場は人出が多かったせいか希望者も他の会場より抜きん出て多く、後の作業も大変でした。
が、一人でも多くの方が北海道に来ていただいて北方型住宅を建てていただけたらとの思いを込めて発送させていただきました。

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さて、今回の会場である名古屋市中小企業振興会館の設計者は故黒川紀章。(以下敬称を略させていただきます。)
何となく建築に縁のある出張になりそうだなあ~、という予感は的中しました。

宿泊先の目の前には名古屋テレビ塔。
先日TV番組でもやっていましたが、“塔博士”内藤多仲の設計で、東京タワーや通天閣そして札幌テレビ塔の兄弟です。
いずれの塔も夜間のライトアップされた姿はきれいですが、名古屋の塔は昼間もとても素敵です。

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また名古屋といえばお城ですが、それより気になるのは、帝冠様式の愛知県庁や名古屋市役所といった近代建築。
いずれも歴史を感じさせる堂々たる風情を醸し出していますが、市役所の方が何となく立派に感じたのは道庁職員としてのひがみでしょうか。
両者ともに現在耐震改修工事中。
県庁入口には、工事内容などを解説するパネルも掲げられていました。
耐震改修は大事です!

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栄周辺には多くの綺麗な施設や店舗などがあります。
青木淳のLOUIS VUITTON NAGOYAも昼夜を通しうつろうような不思議な表層を見せて建っています。

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名古屋はおしゃれな建築が多いのと同時にブランド店も多いなあというのが印象。
三越デパートは、まるでそれに合わせてファサードを改修したかのごとく、1階に入っているLOUIS VUITTONと調和したデザイン。
並びには、昭和の巨匠、故村野藤吾の丸栄デパート。
どこに『1%の村野』があるのか、と探してみたら壁面にモザイクタイルが・・・。デパートでこんなの初めて見ます。

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帰庁日は今シーズン一番の冷え込みになり、芝生には積雪、花壇の花も雪化粧。
さて、もっと寒い北海道に帰りますかと空港に行ったところ、新千歳空港降雪のため飛行機が欠航。
予約を変更するも翌日の夕方の便まで空いていないとのことでトボトボと名古屋市内に戻らざるを得ない羽目に。
しかし、これも何かの縁と思い少し足を伸ばして豊田市へ。
そうです、谷口吉生設計の豊田市美術館です。
他の作品でもそうですが、和の伝統を想わせる絶妙なプロポーションは本当に美しい。
村野藤吾が父谷口吉郎の作品について、何とも言えない品のよい直線、やさしい直線である、と語っていますが、建築の造形的才能も遺伝するのでしょうか。

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今回の出張は「百聞は一見にしかず」という言葉をあらためて思い出す、建築との出会いとなりました。(いつもはこんな具合でありませんので誤解ありませんように。)
なお、余りに寒かったのでタクシーに乗ったところ「どこに着けますか?」と聞かれ「お任せします。」と答えたら、美術館の裏口に着いてしまい、アプローチの感動を味わうことができませんでした。
行くときは、横着せずに正面から徒歩で、王道を行きましょう。