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2008年01月29日

日本の住宅産業に役立つアメリカ情報

1月22日に東京のリビング・デザインセンターOZONEにて開催された、分譲住宅に関するセミナーに参加してきました。

このセミナーは、分譲住宅事業を展開している企業の方向けのセミナーでしたが、アメリカの住宅市場の最新情報、戸建て住宅販売に関する宅地開発、宅地プランニングの手法について、歴史や文化性なども含めてお話しを聴くことができました。

セミナーの講師は、アメリカロサンゼルスを拠点として住宅開発プロジェクトの企画設計や住宅商品開発のコンサルタントなどを行っている(株)レックスアソシエイツ代表取締役社長 平山 良 氏でした。

日本人がアメリカの「庭付き一戸建て」をイメージすると、ビバリーヒルズやハリウッドの大富豪邸宅をはじめとする、広い敷地に大きな住宅の様子をイメージしますが、アメリカにおいても地価の上昇や景気の落ち込みなどを要因とする宅地の縮小化の現象もみられ、住宅地開発における宅地のプランニングについて、様々な手法が試みられているとのことです。

日本の住宅団地でもたまに採用されているところがある、「カルデサック(クルドサック)」という行き止まり通路の手法や、隣地との離れを有効に活用するゼロロットラインという宅地割りの手法のほか、
敷地を共有化して自動車用通路、歩行者用通路を生み出す手法の事例紹介もいただきました。

日本においても景観や緑地などに配慮した魅力的な住宅団地を開発するのに参考になる手法の一つであると感じました。ただし、日本とアメリカの違いとして、共用地の所有権や管理の体制について、
アメリカでは共用地を「住宅所有地管理組合」が所有し固定資産税も組合が支払うことにできるなど、管理組合の権利が守られていますが、日本の場合は区分所有という方法になってしまい、共用地の管理のルールを徹底する必要があるとのことです。

「共用地」という共用財産空間があることによっても、地域の資産価値を守るというしくみが成り立つのかもしれません。

アメリカの団地開発では、建売り分譲が主流であり、注文住宅で「自分だけ」のデザイン、プランの住宅を建設、ということはほとんどないそうです。
開発単位ごとにニーズ調査やターゲット設定などが詳細に行われ、デザイン・プランニングが細かく決められるそうです。
一戸の住宅を購入 というよりは、その団地の住環境を購入 という意識になるのでしょうか。
そのような住宅市場だからこそ、ライフステージやライフスタイルによっての住み替えを簡単に行うことができるようです。
日本における「住み替え」を考える際にも、たいへん参考になるセミナーでした。


2008年01月23日

安全安心 住宅耐震セミナーが開催されました

1月21日と22日の2日間にわたり、住宅耐震セミナーを開催しました。
旭川市と札幌市の2会場で行いましたが合計で約350名以上方々の出席により、
盛況のうちに終了しました。

講師として、北海道大学名誉教授の石山祐二先生、慶応大学教授の坂本功先生、
武蔵工業大学教授の大橋好光先生と北方建築総合研究所の植松研究員に講演
いただきましたが、いずれの方も建築物の構造・耐震分野の第一線で活躍されて
いる方々であり、建築基準法の制定にも携わってきた方々なので、ためになるお話
がたくさん聞けました。

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木造住宅の耐震基準はどのようにして生まれ、どのように変わってきたのか、
そして今後どうなるのか。いずれものお話もとても興味深いものでした。

兵庫県南部地震や昨年の新潟県中越沖地震など、近年の大規模地震は、そもそも
建築基準法で想定する地震力をすでに超えているそうです。
基準法は最低減の基準なので、安全性を考えると、今後は基準法で求められるレベ
ル以上の耐震性を確保することも必要になってくるのでしょうか。

近年、大規模地震はいつどこで起こってもおかしくないと言われています。
北海道も例外ではありません。
北海道では、木造住宅の無料耐震診断も行っていますので、自宅の耐震性に少しで
も不安がありましたら、お住まいの支庁建設指導課までご相談ください。

2008年01月18日

住んでみればいいっしょ!北海道暮らし・フェアin東京に出展しました

子育て世代・団塊の世代に広がりを見せる「第二の故郷探し」。
長期滞在やシーズンステイ、完全移住まで、理想の北海道暮らしを実現するための情報をアピールする「北海道暮らし・フェアin東京」が、平成19年12月23日(日)に東京交通会館で開催されました。

市町村や協賛企業が50以上のブースを出す中、北方型住宅普及推進コーナーとして2小間出展させていただき、パネルや模型展示、ビデオ上映などを行い、北海道の高気密高断熱住宅を紹介しました。

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北方型住宅ブースに詰めて来場者の方々とお話していると、移り住む場所・時期が具体に決まっている方、ちょっと暮らし体験を重ねながら土地を探している方(周囲に人家が全くない場所を探しているとか・・・)、北海道に興味があって何となくフェアに来てみた方など、北海道移住に対する意識は千差万別。

が、総じて、北海道に住むことを具体に考えている方が多いのにびっくりします。
「来年、函館に建てる予定ですがどこに頼めば安心ですか?」との問いに、
「函館は温暖ですから工務店の技術力も差が大きくて心配ですね。でも北方型住宅に取り組んでいる業者さんなら安心だと思います。インターネットで探してみてください。」と回答。
昨年のイベントではこういった答え方を出来るほど北方型住宅の実施業者さんは多くなかったのですが、今年は道南地方でも取り組みが進んでいます。
全道的に北方型の取り組みが進んで、移住される方が安心して地場のビルダーに住宅を頼める環境が一日も早くできるよう、われわれも頑張らなくては・・・。
そのほか、北海道で家を建てる際の建設費(坪単価)に関する質問が多く、中には最近テレビCMでも流行の「外張り断熱」についても聞かれるなど、皆さんなかなか勉強していらっしゃる模様。

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さらに、ステージイベントの最初と最後に「北海道の住まいって?」と題して講演をいたしましたが、やはり住宅に関する関心が高いようで、いずれも多くのお客さまに聴講いただきました。
誠にありがとうございました。
講演前に「これを聞きに来たんだ。」と話かけてくれた方もいて、「クリスマス前の休日にわざわざ北海道から出てきた甲斐があった。良かったなあ~」と感激。
個人的な失敗談などを交えながら寒冷地の住まいづくりの歴史について紹介させていただきました。

また講演の中で、移住の際に自宅を売却してしまうのではなく子育て世帯などへ賃貸してその賃料も収入の一部する、定期借家権を活用していざとなったら元の自宅に戻ることも可能であるといった、有限責任中間法人 移住・住みかえ機構の「マイホーム借上げ制度」をご紹介したところ、終わってから2,3人の方から質問を受けるなど、同制度が移住をお考えの方にとても魅力的な制度であることがわかりました。この制度が有効に活用されて、北海道への移住が進めばいいなと思います。興味のある方は、以下のアドレスからご覧ください。

http://www.jt-i.jp

この「北海道暮らし・フェアin東京」は今年で2回目。年が明けて、平成20年2月9日(土)には大阪なんばプレイスで、2月23日(土)には名古屋市中小企業振興会館で開催されます。フェアで北海道暮らしの情報を仕入れていただいて、ぜひ、四季が明瞭で自然が素晴らしい北海道で暮らして欲しいですね。

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<宴のあと>

2008年01月15日

動画「リフォームセミナーin新ひだか」

12月18日(火)に新ひだか町公民館において、(財)北海道建築指導センター主催の「平成19年度北方型住宅技術指導事業現地セミナー」が開催されました。

そのセミナーにおいて、建築指導課からは北方型住宅についての説明時間をいただきましたので、
その様子を動画にてご紹介します。

今話題の「200年住宅」と北方型住宅の関係、北方型住宅の特徴、メリットなどをご紹介しています。

地方から200年住宅を考える in 日高
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北方型住宅とは in 日高
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