HIPA インテリアセミナー第2回が開催されました
去る7月28日(土)、北海道インテリアプランナー協会(HIPA)主催の第2回インテリアセミナーが開催されました。
今回は会場を道庁赤れんが庁舎とし、テーマもずばり「赤れんが庁舎を造った男たち」。
前回と同様、北海道職業能力開発大学の駒木定正先生にご講演いただきました。

明治前期にれんがによって建築された手宮機関車庫や旧北海道庁本庁舎(道庁赤れんが庁舎)には、アメリカニューヨーク州レンセラー校で学んだ松本荘一郎、平井清二郎の建設技術が存分にいかされたと考えられるとの話。
かれら二人は、留学先で土木工学を学び、鉄道の敷設に多大な功績を残しており、後に鉄道庁長官、帝国鉄道庁総裁にまで登り詰めたほどの技術者ですが、一方で建築にも携わり、今日、重要文化財として指定されるほどの建物を遺したことは驚く限りです。
れんがの積み方も、建物はフランス積み、土木構造物はイギリス積みとして使い分けるなどのセンスもあり、土木建築を問わない総合技術職として活躍したスーパースターであった、というところでしょうか。
また、帝国鉄道庁総裁であった平井が、東京駅を設計していた辰野金吾に対し、その進捗に指示を与えていた(「作業が遅い」と叱咤していた!?)という記録もあるとのこと。われらの道庁赤れんがの設計者が、あの辰野金吾よりもスゴイヒトだったとは・・・。
平井清二郎(駒木講師の資料から転載)
途中、パソコン、プロジェクターの電源が突然落ちるというアクシデントもありましたが(ボイラー担当者がセミナー終了時間を勘違いし、冷房関係の電源を切ったのが原因。やはりヒューマンエラーは大敵です。)、約70名の方々が最後まで熱心に聴講しました。
次回はいよいよ最終回で、10月中旬に、駒木先生のご自宅を含め小樽市内の歴史的建築物を巡るバスツアーが企画されます。詳しくは北海道インテリアプランナー協会までお問い合わせください。
北海道インテリアプランナー協会ホームページ↓
http://www.hipa.biz/

<講師の馬場先生>
<講師の中田先生>