マンション管理基礎セミナー~マンション管理の盲点・危機管理~

■9月8日(金)に札幌の「かでる2・7」で「マンション管理基礎セミナー」を開催しました。
今回はマンション管理問題に関しての日本における第一人者であるマンション評論家の村井忠夫先生を講師としてお招きしたこともあり、約200名の参加があり、盛況のうちに無事セミナーを終了することができました。
■この「マンション管理基礎セミナー」は道内における適正なマンション管理の推進を図ることを目的として、管理組合の役員の皆さんやマンションに居住している方々を対象に、毎年、道や開催地の自治体、関係機関と共催で全道数カ所で開催しているもので、今回は、江別市、函館市に次いでの開催でした(翌日9日には旭川市でも開催)。
■東京港区でのエレベーターによる死亡事故や高層階からの突き落とし事件など、マンション管理の盲点をついた悲惨な事故・事件が相次いだことから、今回のセミナーは「マンションの安全・安心」をテーマに村井先生のほか、道立北方建築総合研究所の南主任 研究員からも室内における地震防災対策という観点からご講演をいただきましたが、特に村井先生からは、「危機管理」の手だてとして
①管理組合の基本的な組織運営(ちゃんと総会をやりましょう。)
②マンションの全貌把握(玄関ドアの外側も把握しよう。)
③間に合う間に出来ることをやる(危機が来る前に情報を入手して居住者に提供しよう。)
というお話しがありました。
■マンション管理については、壁1枚、床1枚隔てて、多くの皆さんが同じ屋根の下に暮らすことから、そのための約束事である管理規約が重要なことは言うまでもありませんが、適正なマンション管理を行って、皆さんの大切なマンションの資産を保全するためには、法律論はもとより、管理組合を中心とした居住者皆さんの良好なコミュニティが何よりも大切で、そのためにも広報活動を通して情報の共有化を図っていくことが非常に大切だという村井先生からのお話し。さすがに20年以上のキャリアを持つ村井先生のお話しは説得力がありますねぇ~。
■なお、この「マンション管理基礎セミナー」は今年度は今後、11月18日に釧路市、11月25日に小樽市、2月頃に函館市(今年度2回目)で開催する予定です。内容が決まり次第、建築指導課のホームページでお知らせします。
※村井先生のセミナー資料を建築指導課のホームページにUPしています。
先生からは、「この資料を管理組合の運営に役立ててほしい。」というお話しがありました。先生のご好意に感謝です。
建築指導課ホームページ
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kn/ksd/index
